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『 机の上立ち見 』 出ました!

Posted by Suetake 2011年5月23日

昨日、三谷寧先生主催の、バイオブロックベーシックセミナーに出席しました。

バイオブロック、RAMPAに限らず、矯正治療では規格化された口腔内写真、顔の写真が重要ですが、それを分かりやすく説明されている本がない。またセミナーがあっても中途半端。ということで、三谷先生に依頼されて、コースの最初に半日いただいて、講義とデモ、症例供覧を行いました。

まず、参加されている先生の多さにビックリ。数年前までは知名度という点(学問的には間違いなくこれが本物です)では、寂しいものがありましたが、たくさんの先生が従来の方法に悩み、限界を感じ、真実を求められていることが実感できました。

デモンストレーションでは、デジカメで撮影する方、ビデオ撮影する先生、、また写真のように机の上から熱心に見学しようとする先生がいらっしゃるなど、技術を習得しようとする皆さんの熱意に圧倒されました。

X線写真の質と臨床レベルは比例します。また、同様に口腔内写真と臨床レベルも比例します。これは事実です。昨日参加された先生には、コンスタントに規格化された口腔内写真を撮って、小さな変化を追い、自分が行った治療を評価して臨床にフィードバックし、患者さんを幸せにしていただきたいと思います。

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毎週恒例、週末の戦場

Posted by Suetake 2011年5月21日

毎週恒例の、週末のとても、とても充実した半日がもうすぐ始まります。

先ほど本日の予約表を見てきました。9時~12時30分の3時間30分で40名の患者さん。週末はこのようなものだとあきらめていますが、時々、いや毎回 「あのねー、神様じゃないんだから……。こんなの無理!!歯科医は一人しかいないんだぞ!!!」と心の中で叫んでいます。もちろん治療が終わったらドッと疲れが出るのですが、その理由は二つです。一つは、全ての患者さんに十分な治療を行いたいと精力を使い果たすこと。もう一つは土曜日の予約が遠距離の患者さんで多く占めているため、その方たちに「今日も来たかいがあった」と思っていただければならないというプレッシャーです。

また、治療が終わったら明日東京で「口腔内写真撮影の実際」という演題で講演をしなければならないので、すぐに長崎空港に向かいます。

ガンバレー、カズヒコ~~。

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器具の受け渡し

Posted by Suetake 2011年5月19日

昨日、元佐世保共済病院口腔外科医長の川村英司先生にお願いして、『外科器具受け渡し』の研修をしました。

インプラント治療を含めて、外科手術では何となくスムーズなオペができているとは思いますが、パーフェクトな受け渡し方でないのはわかっていました。私が頻繁に使用する外科器具ほぼ全てにおいて、方向、角度、渡すときの強さまで丁寧に衛生士スタッフ一人一人に教えていただきました。何事も基本は大事ですので、妥協せずに復習していきます。川村先生ありがとうございました。

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2011年度第1回研修会終了

Posted by Suetake 2011年5月15日

今年度から私が所属する北松歯科医師会の学術委員会・社会保険委員会の委員長をすることになってしまいました。セミナー、講演、学会発表などプライベートで正直かなり忙しいため、一度は辞退させていただいたのですが、ほかの先生に迷惑がかかる可能性があると感じたのでお引き受けした次第です。パンパンの週末予定がまたしばらく続きそうですが、何とか体調を整えながら乗り切っていきたいと思っています。

ということで、昨日5月14日に第1回目の歯科医師会の研修会を行いました。慣れない社会保険の説明を予定より早く終わってしまい、前倒しで学術研修会になだれ込んでいきました。学術研修会はヨシダ長崎営業所の全面バックアップのもと、炭酸ガスレーザーを豚の下顎骨に照射しながらその使用方法を学んでいくというもの。13年ほど前にはレーザーの臨床報告・講演で全国を飛び回っていたのでとても懐かしく感じました。

15人の先生が実習されたため、豚の粘膜が焦げるにおいで会場が埋め尽くされ(サンパーク吉井さま申し訳ありません)、暑かったにもかかわらず、窓を開放しながらの1時間30分でした。とても和気藹々とした中で実習を終え、まずは一仕事終了したという感じです。ヨシダの樋口さん、島袋さんはじめ、皆さんのご協力に感謝します。

技工士スタッフ

Posted by Suetake 2011年5月13日

先日私の代わりにブログの文章を書いてもらった、副島直博君、山本博英君は当院歯科衛生士、歯科助手、受付とともにとても大切な末竹歯科医院スタッフです。システマティックな予防の概念が世に普及し、コンポジットレジン(歯科用の硬いプラスチック)による直接修復が多くなされるようになったとはいえ、現在の歯科治療の何割かはモノを作る、モノを入れる・被せる治療です。そこで重要になってくるのが、それを作る歯科技工士のレベルです。2人とも、私が開業当初からお世話になった、ある大きな技工所に勤めていました。これは宿命なのですが、あるレベルに達すると自分で開業するようになるため、育ててもらった技工所を巣立っていくことになります。その都度当院の技工物を担当する技工士が変わるために、細々としたことを教えるということを繰り返していました。末竹歯科医院のレベルは年々上がっていくのに技工物のレベルが上がらないということにジレンマを感じていたのです。ある時期に、この技工所の中でも特に優秀であった2人が自分で開業するということで、私の仕事をほぼ全て任せることにしました。

副島君は、自分で様々なセミナーに積極的に参加し、日々研鑽しています。インプラント治療や審美修復治療などではいつも厳しい注文ばかりしていますが、自分の頭で考え、消化して応えてくれています。今、大きな学会や個人的なセミナー等で自信をもって治療内容を発表できているのも彼のおかげであることは確かです。さらに高みを目指して成長していってくれることと確信しています。

山本君は、現在バイオブロックという難しい矯正装置を申し分ないレベルで作製することができる日本で数少ない技工士の一人です。副島君もそうですが、山本君は大変素直で、こちらが教えたことをスポンジのように吸収してくれ、また指示したことを忠実に再現することができます。これから患者さんのために、また歯科界にとってにグローバルスタンダードにならなければならない頭蓋・顎顔面・口腔咽頭治療のために、私と一緒にまだまだたくさんのことを勉強していってもらわなければなりません。

当分の間は、私も歯科医師として働いていくでしょうから、副島君、山本君、そしてマリンデンチャーワークスの澤勝海君にお世話になると思います。これからもよろしくお願いしますね。全ては患者さんのために!