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つまだつ者は立たず 跨(また)ぐ者は行かず

Posted by Suetake 2011年8月31日

「高く見せようとつま先で立ったりすると、かえって足下がふらついてしまう。

早く行こうと大股で歩けば、体勢が崩れてしまう。」

という意味の「老子」の中の一節です。

自分を力以上に見せようとしても無理があるし、その上尊敬もされません。

50歳に近づいてきていますが、今まで通り、焦らずに、一歩一歩着実に誠実に診療をしていこうと思います。

「一歩一歩」と言えば、いよいよブログ100回のカウントダウンに入りました。今度は50回目の時にはできなかった、「祝100回」のタイトルを忘れずに入れたいと思います。

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軟らかい食品を食べると顎が小さくなるというデータはどこにもありません!!

Posted by Suetake 2011年8月30日

マスコミで歯科治療に関して取り上げられるときに、いつも不安に思うことがあります。

大学教授の話でもそうなのですが、一般開業医がしゃべっている内容で、結構いい加減なことが多いからです。

歯科関係以外の方がそれらを信じることは、ある意味いたしかたないことだと思いますが、勉強が不足している歯科医師さえもマスコミの誤報道を「事実」として当たり前のように思っているからやっかいです。

その最たるものが、「軟らかい食品を食べると顎が小さくなり、歯並びが悪くなる」 ということ。

十数年前になりますが、日本の小児歯科界の至宝、元東京歯科大学名誉教授の町田幸雄先生をはじめ、当時の名だたる先生がたが、ある歯科雑誌で

「最近の“日本人の顎”は小さくなっているのか?」と題して紙上シンポジウムをされました。

その中で町田先生が言われた代表的なことが

残念なことですが、近年、軟らかい食品を摂取すると顎が小さくなり歯並びが悪くなるということは、一般のほとんどの人々に信じられています。しかし、この根拠とする論文は、極端な条件下での動物実験と古代人と現代人の食生活を比較し、類推した論文によるものと思われます。」

この論文の結論が

● 顎が小さくなっているというデータは一つもない。

● 顎の大きさを人類的な時間の単位ではなく、最近のヒトの寿命の範囲で考えると、顎は一回りほど大きくなっている。

ということなのです。これが “事実” です。

では、なぜ歯並びが悪い子供が増えているのでしょうか?

一つに歯並びが悪くなっているかはわからないが、歯並びに対する関心が高くなっているために増えているような気がするということ。

もう一つ、これが重要なのですが、「顎が小さくなっているのではなく、顎の骨が内側にたわんで歯を並べる器としては小さくなっている」ということが大きな原因です。

大学がよくわかっていないことなので仕方ありませんが、大きな影響力のあるマスメディアで「ウソ」をばらまくことだけは慎んで欲しいものです。

当院は、歯並びの相談に関して特別な料金はいただいておりませんので、気軽にご相談ください(長い時間はとれません)。本当のことを、短時間に、的確にお伝えします。

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モジャ男君からよかにせどんへ

Posted by Suetake 2011年8月29日

3ヶ月間伸ばしほうだいになって、ほとんど目が隠れてしまっていたモジャ男君(ライト)をカットハウスに連れて行きました。

 

週末、雨が降る心配のない快晴は久しぶりで、焼き物で有名な佐賀県伊万里市まで片道30分、海沿いのドライブを気持ちよく楽しみました。

 

 

時間の制約がありませんでしたので、ドライブの途中で道路公園から写真をパチリ。

海に浮かぶ小さな島々とともに、鳥まで参加してくれました(左側の小さな点に見えます)。

松浦市は山と海に挟まれた格好の、平地のたいへん少ない町ですが、その分美しい自然の景色には事欠きません。 

 

 

夕方にカットハウスから電話があり、ライトを迎えに行きました。
夏用にばっさりとカットしてもらって、すっきりとした『よかニセどん』(鹿児島弁で「いい男」)のできあがり~。
モジャ男君も嫌いではありませんが、夏はやっぱりプードルカットの方が気持ちよさそうです。

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感動の2時間

Posted by Suetake 2011年8月28日

写真は諫早市で開業されている鶴田先生との2ショットです。

鶴田先生には、我が北松歯科医師会にて、スタッフ教育、歯科医院経営などマネージメントに関するお話しをしていただきました。

たいへん中身の濃い講演で、1回ただ聞き流すだけではもったいない、繰り返し反芻しなければと思える内容でした。

『患者さんの要望に的確に応えるスキルアップがまず重要だが、自分の歯科医院にわざわざ来ていただいた患者さんに「ここを選んで本当に良かった」と心からそう感じていただくことを最も大事なことと捉えている。』ということが講演全体のコアとして存在し、そのために院長始め、スタッフ全員がどのような取り組みをしているかを、動画を交えて惜しげもなくプレゼンしていただきました。

やりたくてもやれない、作りたくても作れない、そんな歯科医院の理想像が目の前のスクリーンいっぱいに広がり、聴講している会員全員が感動を覚えたことと思います。

鶴田先生本当にありがとうございました。

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KEY WORDは 『 呼吸 』

Posted by Suetake 2011年8月27日

昨日は佐世保歯科医師会のお招きで

不正咬合の大元の原因を探り、その対処法を考える ~KEY WORDは 『呼吸』

と題して講演させていただきました。

診療後にもかかわらず、たくさんの皆さんに集まっていただきまして感謝しています。

とてつもなく大きなタイトルをつけてしまい、皆さんにどれだけ伝わったか少し不安ですが、

現在まかりとおっている『普通の矯正治療?』に疑問を持っていただくきっかけになれば十分です。

KEY WORDは 『呼吸』

歯科的なアプローチで、本来あるべき呼吸にもっていくという夢のようなことが可能になりました。

DENTAL のみから MEDICAL に参入する、いやイニシアチブをとることができる概念・治療法です。

近い将来、松浦市にて、このコースを少人数で開始する予定で動き始めていますので、そのときにはブログでもお知らせしたいと思います。

もうネタ切れ寸前なのに、来年の講演を約束させられ、大丈夫かなーと今から不安なアラフィフ歯科医を応援していただけるかた、お時間があるときに応援クリックお願いします。