この本、3冊目になります。
数年前、本屋さんで立ち読みをしていておもしろそうだなと思い購入しました。
家に帰ってから読み出すと、予想以上のおもしろさ。
美輪明宏さんの独特の切り口、文章で書かれており、一気に読んでしまいました。
1回読むだけでは終わらず、睡眠薬代わりに就寝前に枕元で何度も読んでいたために、カバーが曲がり、次にはとれ、ついにはカバーなしの裸の本になってしまいました。
こうして体裁の悪い本になってしまいましたが、とてもおもしろいので、歯科医院の待合室に置いて皆さんに読んでいただこうと、本棚に並べていたところ、ある患者さんが、
「すみませんが、この本貸していただけますか?」
と言って、持ち帰られました(全部読み切りたかったのでしょうね)。
いっこうに返ってこなかったので、2冊目を購入して読んでいましたが、今度は自分が紛失。
今回3冊目の『「人生ノート」美輪明宏著』を手に入れました。
やはりおもしろいです。
この本のあるページをご紹介します。
【「男とは、現実的で神経がずぶとくて強いものです。女は、ロマンティストで神経が繊細で弱いものです。」と、昔から男女の相場はこういうふうになっているのだと言い古されて、みんな、そんなものかと思い込んでいました。
でもそれはまちがいだったのです。実は、最初に言われた言葉はこうだったのです。
「男はロマンティストで、神経が繊細で、生理的にも神経的にも弱いから、少しでも現実的で神経をずぶとく持ち、強くあれかし」だったのです。
女の方も、
「女は現実的で、神経がずぶとくて強いから、少しでもロマンティストで、神経を繊細に保ち、弱くあれかし」だったのです。
それがいつのまにやら、冒頭の言葉に代わってしまったのです。
男は生理学的にも神経的にも弱すぎるから、神様が腕力を与えたのです。女は強すぎるから腕力を取りあげられた。
………(この部分は、表現が強烈なので、興味がある人は実際に本を読んでください)
私はこの年になるまで、弱い女と強い男を見たことがありません。】
う~~~ん。納得!!
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