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ブログ効果

Posted by Suetake 2012年5月31日

当院のホームページを作っていただいた『 ウェブスタイル 』の櫻木さんから

「院長ブログを見てから、そのついでにホームページの内容を覗いてもらう」

というのが最近のパターンであるということを教えていただきました。

ブログ読者は右肩上がりで増えていますので、自ずとホームページへの来訪者も増えるという好循環が生まれているようです。

また、近頃患者さんにも院長ブログをよく見ていただいているようで、

「先生、ブログ見ていますよ。」

とおっしゃっていただきます。

今では、私の本心を患者さんに知ってもらえる大切なツールになっています。

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臨床経験〇十年

Posted by Suetake 2012年5月30日

昨日、あるご高齢の患者さんの義歯の治療が終わりました。

● 下顎の顎堤吸収が大きい(陥没している状態)

● 下顎位不安定

● 2級様の顔貌

● 口角が狭く、顎堤の幅の3/4くらいしかない(完成義歯を入れるのにも一苦労)

と悪条件のオンパレードの上に、これが一番痛いのですが、いままで使われていた義歯の状態が非常に悪く、新義歯を製作する上で全く参考にならないという“超”がつく難症例。

グロースデンタルラボ・山本技工士の努力(特に研磨面形態)もあって、少ない回数で何とか使っていただける上下総義歯を患者さんに作ってさし上げることができました。

定期的にかみ合わせの調整、内面のチェックをさせていただいて、何でも噛めるようになっていただきたいものです。

そういえば、まだ私が20歳代の頃、義歯で有名な塩田博文先生が、

「上下総義歯の新製を希望される患者さんは、全国平均でひと月に1人、多くて2人。私の医院には多くの総義歯患者さんがいらっしゃっているので、義歯に関する臨床経験は、今現在すでに100年くらいだね。」

と言われていたことを憶えています。

当院でも、上下総義歯を新しくして欲しいと来院される患者さんがたくさんいらっしゃいますので、私も塩田先生のように、平均的な歯科医師の90~100年分くらい作っているかもしれません。

今回の難症例に対する、診断、見方、テクニックなどは、総義歯に対する学問ばかりではなく、この途方もない臨床経験が相当効いている思っています。

口腔内、口腔外で何度も咬合調整を行うので、一回の義歯セットで数十枚の咬合紙を使用してしまう、アラフィフ歯科医を応援していただける方、右下の【歯科医】ボタンをプチッとクリックお願いします。

泥棒に学ぶ

Posted by Suetake 2012年5月29日

タイトルを見て、

「何ー、そんなことがあるものかー」

と思われるかもしれませんが、とにかく全部読んでみてください。

【泥棒に以下の七つを学ぶことができる。

彼は、夜遅くまで仕事をする。

彼は、自分の目標がその日の夜で遂げなかったら、翌日の夜にまたチャレンジする。

彼は、一緒に仕事する同僚のすべての行動を自分自身の仕事と考える。

彼は、少ない所得にも命をかける。

彼は、価値あるものに執着せず、格安でお金と交換することもできる。

彼は、試練と危機にも耐えられる。

これらは、彼には何事でもない。

彼は、自分の仕事にベストを尽くすし、自分が今、何をしているかよく知っている。】

最後まで読んでいただきありがとうございます。

これは、ユダヤ教神秘主義者のラッピ・ジュシアの箴言(しんげん)詩です。

内容に納得されましたか。

我々歯科医療に携わるものにとっても、学ぶべきところがたくさんありますが、一方でほとんどできていない歯科医師もいらっしゃるのかもしれません。

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「歯を磨いていたら前歯の被せものがとれました」

Posted by Suetake 2012年5月28日

皆さんは前歯に白い被せもの入れていらっしゃいませんか?

その被せものが土台ごととれたと患者さんが来院された時に

「朝歯を磨いていたらぽろっととれた。」

とか

「やわらかいパンを食べていたらとれた。」

と言われることがよくあります。

固いものを噛んだわけではないのになぜ?

と思われるかもしれませんが、これにはワケがあります。

詰めもの、被せものがとれてしまう主な原因(細かいことをいえばたくさんありますが)を挙げると

① 周りから虫歯になってきた

② 一部合っていないところがあり、爪楊枝やフロスが引っかかりとれてしまった

③ 歯にヒビが入ったり、歯が割れたりして口の中の水分、血液などが入り込み、とれてしまった

④ かみ合わせが悪いことで、人工物にとれる力が加わり(一時的or常時)外れてしまった

ということが考えられます。

この中で割合が高いのが、③と④。それもかなりの確率で④です。

人は起きているときには、ある程度噛む力をコントロールしていますが、寝ているときにそれはほぼ不可能(自己暗示療法などもありますので全く不可能とはいえません)で、患者さんによっては、神経がある健康な歯を歯ぎしりによって真っ二つに割って来院される場合もあるくらいです。

下顎はかなりの重量があり、それもしっかりと他の骨と連結しているわけではありませんので、仰向けで寝ていると、その重みで空気の通り道、気道を圧迫する方向へずれていきます(沈んでいきます)。また、奥歯のかみ合わせが悪い時、人は悪い部分を避けるように、反対側の前歯へと顎をずらしていく傾向があります。(対角線の法則)。

このように苦しさ・不快感・痛さから脱出するために下顎を前に持っていく必要があるのですが、その過程で前歯の被せものに一部強くあたる、あるいはスムーズな顎の移動を邪魔する部分が存在すると、これに繰り返しとんでもない力が加わることになります。

夜間ある歯に対して集中した

「いじめ」

があると、ボロボロにされたその歯は、我慢できずに朝家出をしてしまうことになり、これが、

「朝歯を磨いていたらぽろっととれた。」

「やわらかいパンを食べていたらとれた。」

ということの本当の原因と言えます。

現在歯科医院で使用されている合着用セメントは質が高いので、

「セメントが溶け出してとれた」

ということはないと考えていただけて結構です。

きちんとしたかみ合わせの調整や虫歯その他の原因について除去しても、何度もとれてしまうという場合はほぼ

「歯根破折」

ということになりますが、通常のレントゲン写真やルーペで見ても、初期の歯根破折は確認できない場合がほとんどです。

当院はCTを設置していますので、初期の破折についてもCT画像で確定診断した上で、抜歯の必要性を患者さんに説明していますので、どうぞご安心ください。

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くじらづくし

Posted by Suetake 2012年5月27日

昨日は長崎市で会議があり、その懇親会後に、北松歯科医師会の学術・社会保険委員の仲間で2次会に出かけました。

洋食・洋酒系のお店には数件

「満員」

ということで振られ、たどり着いたのは、以前私が1回だけお邪魔したことがある

『 いわしや 』

さん。

料理や焼酎がおいしかったことを覚えていましたが、昨日も出てくる料理出てくる料理全て美味でした。

写真はその中の1品、

鯨づくし

です。

長崎県に住んでいれは゛、鯨が手に入りにくいということはありませんが、これだけの種類(体のいろいろな場所)をいっぺんに見るのは、私を含めて昨日のメンバー全員初めてだったようです。

残念だったのは、2次会だったということ。

1次会の食事が胃袋の半分以上を満たしていたので、後半はおいしい料理を目の前にして、箸がすすまなくなってしまいました。

4人とも、

「う~~うまい。う~~腹一杯。」

と繰り返しつぶやいていました。

「今度「いわしや」さんに来るときは、空きっ腹で来ようね。」と言って皆と別れたアラフィフ歯科医を応援していただけるかた、右下の【歯科医】ボタンをプチッとクリックお願いします。