歯科医院の多さを表す場合に、マスメディアでよく比較されるのがコンビニエンスストアで、
「歯科医院はコンビニよりも多い。歯科医も過当競争の時代です。」
というような使われ方をします。
そのコンビニも競争が厳しいようで、王者セブンイレブンとの争いに敗れて廃業に追い込まれている他のコンビニも目につきます。
では勝ち残ったところは安泰かというと、そうでもありません。
コンビニに限ったことではありませんが、以前は交通量が多かったのにバイパスができたために車の流れが変わり、あっという間に経営が傾いたということも珍しいことではないようです。
「競争相手が少なかったのに・・・」
「場所がよかったのに・・・」
競争相手がおらず場所がよかったということで繁盛していても、周りがかわれば状況はすぐに崩れだすということがわかっているため、常に戦々恐々としていなくてはならないでしょう。
その数がコンビニよりも多い歯科医院でも同じですね。
開業地がよくて成功していても上記のことが起これば、今の時代、閉院に追い込まれる可能性もあります。
一方、
「なんでこんなところで開業するの?」
とか
「周りに歯科医院がいっぱいあるのに何を好き好んで激戦区で歯医者やるの?」
と言われなら開院し繁盛している先生方は、まちがいなく将来安泰です。
厳しい環境のなか勝ち抜いて現在があるのですから。
私の周りをみても、
「やめておけ!」
と言われながら、一般的にはとても “ 適地 ” とは言えないところで大成功を収めている歯科医院は、私から見ると、
「足腰が強いな~。近かったら強敵だったな。」
と感じます。
今日のブログは、松浦から福岡へ行く道中の西九州自動車道がどんどんつながってきて車の流れが変わってきているなと思い、感じたことを書いてみました。
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