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想像と創造

Posted by Suetake 2011年4月28日

今回はインプラント治療のコンテンツのところで登場している、ネッツデンタルの副島直博技工士に書いてもらったものをそのまま掲載します。

 歯科技工士の免許を取得して22年目を迎えました。また、末竹歯科医院の仕事をさせていただくようになり17年になります。その当時私の技術不足の為にご迷惑をおかけした事も多々ありましたが、現在まで末竹先生から学ばせていただいた数多くの事は、私の技工技術の中で大いに生かされています。末竹先生は非常に高いレベルの仕事を要求されますので、それに応えていけるように日々心掛けている事があります。個々の患者様が何を求めていらっしゃるのか、末竹先生は何を求めてあるのか、その症例で重視すべきポイントは何か。これらを的確に見極めていき、どうゆうふうにすれば満足して喜んでいただけるのかを想像しています。具体的に製作していく際には、使用する材料・補綴物の種類・部位等を考慮し、例えば埋没材の混液比を0・5ml増減したり、800度前後で焼成するセラミックの温度を3~10度前後微調整してといった具合に、いくつもの製作ステップの中で微妙な「さじ加減」をしています。また、これまでの経験と知識から得られた歯科技工の基礎になる事を大切にしていきながら、新たな材料や技術をよく吟味し納得した上で積極的に取り入れていくようにしています。 

もう一つ大事なことは、、私の技工所は佐賀県唐津市にあり末竹歯科医院から車で1時間ほどの距離がありますが、仕事中はいつも末竹歯科医院の中で、末竹先生はじめスタッフの方々と一緒に患者様のすぐ傍で製作しているイメージを持つということです。

まだ歯科技工士の仕事を極めたとは言い難く、これからも努力を怠らず歯科医療に貢献できるよう精進していきたいと思っています。