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形から入ることも時には大事

Posted by Suetake 2012年1月28日

写真は私が診療室で使用している、口腔内写真撮影用のカメラです。

左が旧タイプのニコンD70をベースにしたモデルで、右がこれも一つ型落ちしたものとなりましたが、ニコンD90仕様のカメラで、どちらもソニックテクノが作っています。

ソニックテクノが作り色調整をしているからといって、同じ色が出るわけではありません。D70ベースのタイプの色が完璧であった(新潟県見附市開業の関崎先生による調整)ために、D90の色が未だに満足できる状態ではありません。それでも他社製品と違い、規格撮影するためには問題のない機種でありますので、私が口腔内写真撮影セミナーを開催するときには、推奨するカメラとしてあげさせていただいています。

カメラに限らず(例えば、歯内治療やインプラント治療など)、実習セミナー当日、推奨器具を購入して持参される先生には、小さなテクニックをお教えすることができますし、それだけ上達も早いことが多いと感じています。

一方、全く使い物にならないカメラを持ってこられると、どうしても

「まあ、これくらいでよろしいのではないでしょうか」

ということになってしまいます。

セミナーを受ける場合、一刻でも早く技術をマスターしたいのであれば、教えてもらう先生の器具をまねる、つまり形から入ることも場合によっては必要だと思っています。

本物の治療は何かという見る目を養い、徹底的にパクる(TTP (下着メーカートリンプが行っていること))ことができる先生は、早く一流と言われるレベルに到達することは間違いありません。

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