蝶形骨
Posted by Suetake 2012年2月28日
またネットで蝶形骨のひずみについて書かれた論文を検索し、「これは」と思ったものも地道に保存して読んでいます。
RAMPAを使用すると、よい方向に蝶形骨が動く(もちろんその中の「セラ」も動きます)ことを、自分の患者さんで実感できますし、矯正治療の常識?
【「セラ」はほとんど動かないので、基準点として最適であり、セファロの重ね合わせでは最重要視する】
ということは、明らかに間違いであることがわかります。
調べてみると、この常識に反する論文が結構存在することに驚きですが、
歯科から飛び出して周りを見てみると、整体、整骨の世界では
・頭蓋は呼吸とは異なる一定のリズムで弛緩と収縮を繰り返している。つまり常時動いている。
・整骨は蝶形後頭軟骨結合を最大のターゲットとしている。
・複雑な骨(つまり蝶形骨や篩骨など)ほどひずみが生じやすい。動きやすい。
ということは常識です。
早く歯科も
「矯正治療の是非はセファロで話をしようじゃないか」
といった旧態依然とした、狭い考えから脱出しなければなりません。
益子先生、2,3年のうちに3D計測の開発お願いします。