やっと親孝行
Posted by Suetake 2013年2月22日
今、義父の治療をしています。
歯周炎、歯根破折等で複数本抜歯して仮義歯を入れていたところに
インプラント
を3本、昨年埋入していました。
広範囲の欠損であること、対合歯が脆弱であることなどから、欠損部を全てインプラントブリッジでつなぐことはしないで、ポイントのみインプラントで補綴をし、それを鉤歯にして、残りは義歯にするという選択をしました。
本日、1本は最終補綴を、2本についてはヒーリングアバットメント上に仮の3本ブリッジを入れました。
「自分の歯で久しぶりに食べることができた。うれしい。」
と言いながら自然と顔がほころんでいらっしゃいました(義歯ではこの言葉はいただけません)。
決して自分の歯ではないのですが、きちんとしたインプラント治療を行えば、そのように感じていただけるのですよね。
今までなかなか親孝行する機会がありませんでしたが、自分の仕事を通じて、やっと、役に立つことができていることに喜びを感じています。
口腔内の力学的なバランスと年齢を考えた治療を続けて、必ず満足いく最終補綴を装着してもらいます。
ちなみに、義父には鹿児島から新幹線とバスを使って通院していただいています(いつもお疲れ様ですm(_ _)m)。
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