反面教師にしたい
今日のブログはあまり気持ちのよい話ではありません。
私の車は、今年4月で乗り始めて10年が経過します。走行距離は10万キロに達しておらず、駐車場も屋根付きであることから、自分で言うのも何ですが、非常に塗装、足回りの状態が共によく、余裕があればクリニック内の設備に投資したい私は、
「当分この車でいいな。」
と思っていました。
しかし10年経つのを待ったように、ブレーキやその他に異常が出てきて、つい2週間ほど前には、電動パワーシートが壊れて、うまく前後の移動調整ができなくなってしまいました。
某N社の担当者に電話したところ、その週は離島出張があり忙しいので次の週の月曜日に電話を入れて取りに来ますとのこと。
その言葉を信じて待っていましたが、金曜日まで音沙汰無し。どうなっているのか電話をしてみると、
「先生がもう少し使ってみると言われたと記憶しています。」
全く壊れていることがわかっているのに、そのようなことを言うわけないじゃないですか。
それでも、ここは大人になって
「そんなことを言うはずないけど、とにかく早く修理して!」
と電話で言い、今度は必ず次の月曜日に取りに来ると約束をさせました。
診療を始めると出来るだけ歯科治療関係以外の方とはお会いしないことにしていますので、担当者が車を取りに来たときに私が対応しなくていいように、受付のスタッフに車の鍵を預けました。
その日の診療後に、スタッフが鍵を私のもとに持ってきて
「N社のかた、車を取りに来られませんでした。」
と報告。てっきり既に車を預かりに来て修理済みだと思っていた私は、
「はあ~?何?どういう事だ?」
と憤慨し、即電話をし、できるだけ平静を保ちながら
・明日必ず修理を行うため車を取りに来ること。
・信用できない担当者を替えてもらうこと。
をお願いし、電話を切りました。
次の日に起こったことが、また信じられたいことです。
車を取りに来たのが、信頼無しの担当者です。また、車を返しに来たのは支店長ですが、言い放ったことが
「言い訳になりますが、月曜日に車をお預かりに来れないことを担当者が電話で伝えたそうです。」
電話を取る可能性があるスタッフ2人に確認したところ、そのようなことは絶対にないと即答しました。
当院受付スタッフの正直さ、きまじめさは私が一番わかっていますので、またまた平静を装いながら
「ウソで塗り固めた元担当の対応は最悪だけど、それをうけての上司であるあなたの対応は輪をかけてまずいよね。もう少し商売というものをよく考えてみたらどう?」
と静かに言いながら、電話を切りました。
そのメーカーの車は、私の父の時代からよく乗っていましたが、よほどの逆転劇がない限り今後購入することはないでしょう。
ここで終わったら、つまらない、不愉快な小さな事件が起こっただけになります。
医療サービスを買っていただいている開業歯科医としては、今回のことを最高の反面教師にして今後の仕事に活かしていきたいと思います。
ブログでの愚痴を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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