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” ヒヤリ・ハット ” の代表

Posted by Suetake 2013年6月24日

今週木曜日は、また半日休診させていただき

末竹歯科医院の院内研修会

を行います。

私からの一方通行ではなく、スタッフも積極的に参加する形にして盛りだくさんの内容の予定ですが、その一つが

当院なりのヒヤリ・ハットを検証する

です。

さらなる安全な歯科治療をすべく、また半日休診する価値がある話し合いをしたいと思います。

 

このことに関連して、最近の歯科商業誌を見てたいへん危惧していることがあります。

口腔内写真撮影技術の向上は、クリニック側にも、また患者さんのためにも非常に重要な価値あることなのですが、それを指導すべく書かれている文献に載っている写真がまずすぎる。

RIMG3499修正指導的な立場にある先生方が

” ヒヤリ・ハット ”

の代表のようなことをなされているのです。

治療台を倒して、患者さんをほぼ水平位にし、その(顔の)真上からカメラを構えていらっしゃるのです。

それもストラップなしで!!!

歯科用のストロボ・レンズ付きの重い一眼レフカメラをですよ!!!

手が滑ったらどうするのでしょう。

腕力が十分ではないスタッフにそれを任せているならなおのこと危ない。

そのような撮影風景が当たり前のように、普通に、それも大きく、有名誌に掲載させていることに「危なっかしさ」を覚え、このままでは近い将来関係する事故が起こるのではと心配になってしまいます。

何事もそうですが、間違いを教えてはなりません。より正しいことを伝えるべきなのです。

 

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