超弱小ながら歯科医院も一つの「企業」
フッシャーの「超」成長株投資 普通株で普通でない利益を得るために
フィリップ・A・フィッシャー 荒井拓也[監修・解説] 高田有現[訳]
最高の株を選び出すための15のポイント
①その企業は、少なくともあと5~6年の間、企業全体の売り上げを大きく伸ばすのに十分な市場が見込める製品、またはサービスを有しているか。
②その企業の経営者は、現在の人気商品が市場を開拓し尽くそうとする時点で、その後も全体の企業売り上げを伸ばしていけるように、新製品や新製法を開発していこうという決意を持っているだろうか。
③研究開発の規模と比較して、どれだけの成果が現れているか。
④その企業の営業部門は平均以上の力を持っているか。
⑤その企業は投資に値するだけの利益率を確保しているか。
⑥その企業は利益率を維持し、改善するために何かをしているか。
⑦その企業は良好な労使関係を築いているか。
⑧その企業は管理職の能力を引き出すような環境を作っているか。
⑨その企業は管理職レベルの優秀な人材が豊富にいるだろうか。
⑩その企業は、しっかりとしたコスト分析と財務管理を行っているか。
⑪その企業は、他社との競争を勝ち抜くために企業運営の面で必要な業界特有のスキルを十分に備えているか。
⑫その企業は収益に関して長期的な展望を持っているか。
⑬近々その企業は成長のために増資をする必要がないかどうか。その増資に伴う株数の増加によって現在の株主の利益を大きく損なうおそれはないだろうか。
⑭その企業の経営者は事業が順調な時には投資家に気軽に口を開くのに、困難な状況に陥ったり市場の期待を裏切るようなできことが起こったりすると、貝のように口を閉ざしたりはしないだろうか。
⑮その企業の経営者はほんとうに誠実だろうか。
有名な本からの抜粋です。
歯科用にリフェースしてみると(いくつか当てはまらない部分を除いて)
○そのクリニックは、少なくともあと5~6年の間、クリニックの売り上げを大きく伸ばすのに十分見込める技術、またはサービスを有しているか。
○そのクリニックの院長は、現在の得意分野(たとえばインプラント治療)が市場を開拓し尽くそうとする時点で、その後もクリニックの売り上げを伸ばしていけるように、新しい治療や新システムを開発していこうという決意を持っているだろうか。
○投資(研修会出席(ソフト)、機器や材料(ハード))の規模と比較して、どれだけの成果が現れているか。
○そのクリニックの経営能力は平均以上か。
○そのクリニックは投資に値するだけの利益率を確保しているか。
○そのクリニックは利益率を維持し、改善するために何かをしているか。
○そのクリニックは良好な労使関係を築いているか。
○そのクリニックはチーフクラスの能力を引き出すような環境を作っているか。
○そのクリニックは、しっかりとしたコスト分析と財務管理を行っているか。
○そのクリニックは、収益に関して長期的な展望を持っているか。
○そのクリニックの経営者はほんとうに誠実だろうか。
となります。
いつも自分に問いかけていることを皆さんにご披露しました。
おそらく、銀行さんは上記のことを事細かにチェックしているのでしょうね。
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