• カテゴリー

  • 最近の投稿

  • 月別アーカイブ

  • 検索

にほんブログ村 病気ブログ 歯科医へ

「ほんとうの超音波スケーラー論」の受講をお薦めします

Posted by Suetake 2016年7月18日

今日は、家族で福岡へ行き、妻と次女は買い物、私と長女は

大野純一先生 の 「ほんとうの超音波スケーラー論 -どう選び、いつ、どう使うか?-」 についてのセミナー

を受講してきました。

SRP(スケーリング・ルートプレーニング)とRSD(ルート・サーフェス・デブライドメント)

など、根面のインスツルメンテーションに始まり、超音波スケーラー総論、超音波スケーラーの臨床応用について、大野節で、アカデミックでありながらかたぐるしくなく、臨床歯科医がすぐ応用できるようにわかりやすく教えてくださいました。

IMG_2156[1]

10年くらい前までは、超音波スケーラーについてあまり良いイメージを持っていらっしゃらなかった大野先生が、どのような変遷をたどり、なぜ超音波スケーラーのキャビトロンをメインに使用されるようになられたのか。

また、超音波よりもハンドのスケーラーを使用すべきはどのようなケースにおいてかも、はっきりと示していただき、受講生一同スッキリと納得されたのではないかと思います。


募集を開始してすぐに満員になっていた午後からの実習コースですが、直前に1名キャンセルが出たということで、大野先生とデンツプライ三金さんのご厚意で、ありがたいことに受講させていただくことができました。

午前の講義を受けると受けないでは、超音波スケーラーについて相当な差が生まれる

と思いましたが、

午後の実習コースを受けると受けないでは「キャビトロン」による臨床結果、治療効率に大きな差が生まれる

と確信しました。

DSC03489修正やはり基本は重要!

「用意すべきインサートチップは、わずか○○、○○、○○、○○だけでOK」

と断定していただいたわずかな本数のチップを

△△ の原則

を遵守することをマスターできたこと、これだけでもものすごい進歩です。

私以外に実習コースを受講されたほとんどのかたが、キャビトロン非ユーザー。

「歯科治療先進国のアメリカ合衆国で60%のシェアを誇り、その心地よい使用感を体験した皆さんはほとんどがユーザーに変わられるんだろうな。」

そう思いながら会場をあとにしました。


皆さんには是非大野先生のセミナーを受講していただき、よりシンプルな歯周治療を体験されることをお薦めいたします。


受講したくても受講できなかった実習コースを急きょ受けることができるようになった私も、わずか卒後4ヶ月目に大野先生の「ほんとうの超音波スケーラー論」を聞くことができた長女も、なんて運がいいんだろうと思ったアラフィフ歯科医を応援していただける方、右下の【歯科医】ボタンをプチッとクリックお願いします。