これで解決!!
LEDライトの車に乗り始めて、そうではない車に乗ると
「え~~、こんなに暗いんだ~。よくこれで運転していたな。」
と思うようになり、妻や長女の車の仕様を決めるときには、
「他はなくとも、ライトだけはLEDにしなさい。」
とアドバイスをしました。
歯科用マイクロスコープは、拡大できる倍率の高さやそのバリエーションが魅力の一つですが、なんといっても
質の高い明るさ
は非常にありがたく、特に歯内治療などでは、
「これで覗かなければ、根管がきれいになったかどうか不安でたまらない。」
と思えるほどです。
しかし、性能的には明らかに図抜けているPicomoraは、安い診療台が2台買えるほどの価格で、良いものだから「はいそれならば」と簡単に注文できるような代物でないことは確かです。
もしそう思っていらっしゃる先生がいらっしゃったら、メディカルプログレスの
XENOSIS LEDライトシステム
を検討されるとよいと思います。
私のクリニックでは、小児の矯正が多い、義歯もびっくりするほど毎日セットしている、抜歯やインプラントや根切などの外科も1日に何人も入っているというような状況で、
全ての診療にマイクロスコープ
などはあり得ないし、またそうしようとも思っていませんので、柔軟性のあるルーペをさらに見やすくできないものかと、それにセットするライトを探していました。
余計なところまであたってしまい、その「姿」が好きではない縦に並んだライトには食指が全く動かず、かといって通販でも購入できるようなものは、
真ん中だけが明るく外に行くと暗くなるという、ハレーションを起こしたような像
になるため、「これだったらつけない方がまし!」ということで却下。
以前、
「メディカルプログレスのライトは何で安価なライトの10倍もの価格設定をしているの?所詮ライトでしょ?」
と言って、使ってみようともしませんでしたが、他があまりにも使えそうになかったので、説明をうけて最近デモ機を貸してもらったところ・・・
「スゴイ!!ライトの感じがPicomoraと同じだ!!」
視野全体が均質な明るさで違和感が全くなく、視軸とライトの方向が同じなので、根管・根尖までバッチリ見えます。
見えている像としては、低倍率のマイクロスコープと同等と言っていいでしょう。
通常の診療では、5倍強程度の低倍率でマイクロスコープを使用するというつもりであれば、これで解決です。
但し・・・です。ルーペであれば何でもというわけではありません。。
誤解がかなりあるようですが、ルーペにC○○・Z○○○○神話は存在しません。私の中では相当ランクが低い。
また全般的に5倍のフリップアップタイプは、倍率が小さくなった上にTTLタイプと比較して間違いなく暗い。一番いけないのは重い。つまり使えない。
LOOKSと他のルーペでは、マイクロスコープ界のPicomoraと他機種以上に差があるでしょうね。
おっと、ブログに時間をかけすぎました。明日の講義の準備に戻ります。
XENOSIS LEDライトシステムがコストパフォーマンスに優れているかはわからないが、お値段の価値は十分にあると高い評価しているアラフィフ歯科医を応援していただけるかたは、お時間があるときに右下の【歯科医】ボタンをプチッとクリックお願いします。