呼吸を重視した・・・
Posted by Suetake 2017年3月26日
という言葉を商業誌やネットを通じて目にすることが多くなったように思う。
確かに「生きる」という観点で考えれば、歯科で最も重要とされる『咬合』よりも階層、重要度は上であるかもしれない。
では、睡眠時を含めて呼吸の質を上げるために必要な中咽頭径が大きくなるような治療が、成長発育期の矯正治療でスタンダードなのか?
否!!
そうではないだろう。
「呼吸を重視した・・・」と言ったり書いたりするのであれば、このスライドの意味を理解してもらわなければならない。
そうすれば、
●急速拡大や緩徐拡大で上顎骨とともに鼻腔を側方拡大して歯を並べるだけではなく、他に何が必要なのか?
●その後に下顎に対してどのようにアプローチしていけばいいのか?
現時点での回答が少し見えるのだと思う。
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