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2回目は報告しませんでしたが、実は3回目!明朝退院です

Posted by Suetake 2017年7月27日

おはようございます。

今日は入院2日目。

昨日から、クリニックを休診させていただいています。


昨年7月くらいから、朝一番の散歩時、急な坂道(上り坂)を歩いたとき、飲酒時などに、何とも言えない違和感・頸部のつっぱり感を覚えていました。

9月。秋分の日にお墓参りを済ませた後、普通でも息切れをする坂を上っているときに、しゃべる気が失せるくらいに苦しくなりました。

決定的だったのはその数日後です。

出勤してわずか10数段の階段を昇った時に、胸から上が締め付けられた感じになりました。

「 労作性狭心症の症状だ。」

と思って、診療開始時刻の相当前であったにもかかわらず急いで主治医のクリニックに行き、経緯と症状を説明しました。

その後少し問診をされ、

「 発作の症状だと思います。僕が信頼している心臓の専門医である佐世保総合医療センターのM先生に連絡をとってみますから、その先生が今日出勤されていたらすぐに行ったほうがいいでしょう。」

とおっしゃり、電話をしてくださいました。

幸運にもいらっしゃたので、救急車で搬送( 自分が患者として乗るのは2回目 )。

救急外来に着いて1分ほど問診された後、

「 少し調べてみますが、十中八九『不安定性狭心症』でしょう。」

と言われました。

午前中は、血液検査、X線検査、心電図検査を行い、午後からカテーテル検査へ。

カテーテル検査の前に、検査の時に冠状動脈が狭くなっていることがが確認できれば、そのままステントによる治療を行うことに対する同意書にサインしていましたが、実際その通りとなりました。

1本の動脈は、

「これで血液が通っているの?」

と思うほど、ひどくくびれている状態。

あとの2本が、ステントを入れるかどうかのグレイゾーンの状態。

2本については、グレイゾーンでの安定化を期待して手術は行わず、非常に悪くなっていた1本だけ治療していただくことになりました。

手首にわずかな浸潤麻酔をされただけの意識下での治療で、途中頻繁に声をかけていただき、また説明もしていただきながらの手術でしたので、上記以上の細かい内容を全て覚えています。


手首刺入部の圧迫止血はわずか半日のみ。

2日目に心電図検査を行って、3日目の朝には何事もなかったかのように退院し、その翌日からフルで診療を開始することができました。


5月に定期検診に行き、

・再狭窄をおこしていないか( 約10%の確率で起こるそうです)CTかカテーテルによる検査を行う必要がある。

・CT画像ではわずかな変化はわかりづらいので、安定化を狙った細くなった血管についての判断が難しい。

・カテーテルの場合、検査だけであっても1泊2日の入院が必要になる。

ことについて説明を受け、確実なカテーテル検査を選択しました。

それを行ったのが6月。

今日は7月。

実は、6月の検査時に、昨年よりもわずかに症状が進んでいるようだということで、検査の延長でグレイゾーンだった冠状動脈に2本目のステントを挿入。


このブログは、昨日3本目を入れたその翌朝、点滴や手首圧迫のための器具がとれて、少し身軽になった状態で書いているということです( もう少しでポータブルの心電図がとれてシャワーも浴びることができます)。

昨日は、前2回の治療に対する評価( 拡張状態良好!)とカテーテル治療でしたが、手首への局所麻酔から治療終了まで、わずか30分でした。

M先生とチーム、現在の医療レベルに大感謝です。


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