ガンバレ!!若手歯科医たち
右図は、今月行った慰安旅行の途中、別府でお話をさせていただいたときの演題です。
最近若手歯科医とお話ししたり、アドバイスをしたりすることがあり、
「 歯科医はいつも“ 切れ物 “を持っているよね。安全で精度の高い治療を行いたければ、切れる道具を力を入れずに使うこと。力が入った治療にいい治療はない。道具にかけるお金をけちらないこと。」
「 他の仕事もそうだと思うけど、歯科治療は特にバランスが大事。上下、左右、あらゆる方向から歯や口腔を見たり考えたりして、できる限りシンメトリーになるように心がけること。」
「 何か一つ、早く得意になりなさい。一つうまくなる方法が本当にわかれば、あとは同じようにやればいいわけだからレベルアップは早いよ。1年目から何でもかんでも深く勉強しようとしてその労力が無駄にならなかった人、いっぺんに底上げできた人を見たことないからね。」
「 若いうちに忙しさを経験しなさい。スピードはとっても大事だよ。」
など、少しずつお伝えしています。
上のスライドもその一つ。
これで言いたいのは、
『 新人、ベテランによらず
「 う~~~~ん・・・・」
と悪い意味で唸ってしまう治療をしてしまっているのは、様々なこと( 歯自体、咬合、口腔、顎顔面、治療法、治療法などなど )の
正常
をしっかり理解できておらず、
異常
に気づくことができないことが多いからではないか。
短い時間で的確な診断を行いイメージ通りの結果を出せるのは、逆に正常がわかっていて異常が瞬時に目に飛び込んでくる先生たち。
まずは、ふらふらしないで本筋を勉強して、こうあるべきということを頭にたたき込もう。』
ということです。
ガンバレ!!若手歯科医師たち
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