尖
「末竹のブログは少し尖っている感じで面白い。」
というご意見を頂戴したり、
「末竹先生は、「人生『憤』という感情もなければ成長しない。」と言われるのに、最近のブログは丸くなっていますね。」
と言われたりすることがあります。
「そうであるなら」ということで、少しだけとげのある内容を久々に・・・
私が今の講演スタイルというか、講演するときのポリシーというものを確立する上で、
『こうあるべきだ!』
という勉強をしてきたことも大いに役に立っていますが、それと同じ位に
『これだけはやったらいけないよ!』
という、反面教師にしている講演もたくさんあります。
最近では、11月に聞いた講演会が、自分の中でワースト3 に入るものでした。
ワンデイの講演なのに、午前中の多くの時間を割いて、本題ではなくご自分の自慢話。
おまけに、
「日本で講演するのは嫌いだ。」
「あなたたちはレベルが低い。」
などとのたまうわけです。
アウトローならアウトローでいいのですが、少なくともお金を払って聞きに来ている皆さんには、それなりに敬意を払い、その受講料に見合う内容をお伝えするよう努力をするべきです。
自分は偉いんだと言いながらの講演は、よくよく聴いてみるとたいしたことはない。
要点を書けば数行で終わる。
このようなことは、皆さんも経験されていることでしょう。
久しぶりに、中身のない話を半分ほど聞いた後、とっとと会場を後にしてしまいました。
この「演題と関係ない自慢話を延々と話す」以外に、
・ネクタイもせずラフな格好での講演(講演する側は聴講する人に敬意を、聞く側も治療のエッセンスを教えていただくのだからスーツ、ネクタイは必須)
・身なりはきちんとしているものの、机に腰掛けたり足を組んだりして話をしている(よくやるのは外人)
・決められた時間を大幅に延長したり、逆に短すぎる講演(時間を5分オーバーしたら話の途中でも止めなさい!短くしか話せないのであれば、前もってプログラムを変えてもらいなさい!)
・内容の乏しい話を面白おかしく話を進めていく、ただのパフォーマー
が反面教師の代表たちです。
ブログ読者の皆さんは、どう思われているのでしょうか。
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