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インプラント治療をするならば、歯内治療が得意であるべき

Posted by Suetake 2017年10月31日

いつも思っていることなのですが、6年近くもブログを書いてきて、まだこの内容は掲載していなかったと思います。


歯科医師がクリニックに何人かいて、安心して歯内治療を任せることができる先生が在籍している。

あるいは、コンスタントに歯内治療専門医へ患者さんを送っている。

これにあてはまらないのであれば、一定以上のインプラント治療をされている先生は、歯内治療が苦手ではない、いや得意であるべきですね。

今日、インプラントの対合歯になる左上第1大臼歯、第2大臼歯を便宜抜髄していて、あらためてそう思いました。

欠損部を長期に放置していた場合、多くは対顎の歯が延びてきます。

挺出歯が対合歯を壊して抜歯になったためにインプラント治療を求められる場合もあります。

このようなとき、咬合の基本であるきちんとした咬合平面を得るために、高確率で抜髄することが求められます。

インプラント治療をやる前に、しっかりと義歯、特に総義歯の勉強を行っておくべきだとはよく言われることですが、同じくらいに歯内治療に通じておかなければならない。

故に、歯内治療とインプラント治療の両方を得意だと言える先生の治療は、トータルでレベルが高いものだと私は思っていますし、逆に、

「自分はインプラント治療は好きだけど、歯内治療は苦手。」

という先生の治療は、トータルではそれほどでもないと想像しています。


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