全てを持ち合わせているというのは難しいもの
5月から産休・育休で6ヶ月休みを取っていたスタッフが、今日11月1日から復帰しました。
6ヶ月現場を離れていれば、どんなにベテランでもカンが鈍るというものですが、朝一番の患者さんから、ブランクを感じさせることのないスムーズな仕事をしていました。
それもそのはず、当クリニックに勤めて12年目のベテラン。
末竹歯科医院が19年目ですから、ほぼ2/3の歴史を見ている
お局様
になってもおかしくない、大ベテランなのです。
私はチーフなどという役職をつくったことがありませんし、これからもないとおもいますが、このスタッフ、皆が一目をおく
実質のチーフ
と言えます。
彼女がいない間に、他スタッフの技術的な底上げができ、一つ一つのテクニックでいえば、かなり近づいたものもいることは確かです。
しかし、
・全ての患者さんに対して決して分け隔てすることなく、
・均一なハイレベルで、
・仕事をえり好みせず、
・予約状況や混み具合に応じたスピードで仕事ができ、
・その仕事ぶりをひけらかすことない(レベルが上がってくるに従って、これが相当難しい)、
・また、プライベートを仕事に持ち込まず、いつも安定した精神状態である。
ということ全てを持ち合わているというのはなかなか難しいもの。
それを彼女が持っている。
他の歯科医院を見ても、これ全てをクリアーできているスタッフはそういるものではないと思っています。
事実、復帰初日なのに、一人入るだけで全体に潤滑油が回ったかのようなスムーズな1日で、その個性を押さえた存在感をあらためて実感しました。
「〇〇さんでなければ」
という患者さんもたくさんいらっしゃいます(歯科衛生士冥利に尽きますね)ので、明日からも
影のチーフ
として彼女なりのマイペースで働いてもらいたいと思います。
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