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十分なワーキングディスタンス確保と飛沫の方向を考えながら口腔外バキュームを使用すること

Posted by Suetake 2020年4月18日

先ほどブログをアップしたばかりですが、今日2回目のブログを書いています。

同じブログにまとめては、訴えたいことがボケてしまうと考えたからです。

クロスフィールドのフェイスシールドが、強拡大のルーペ使用でないのであれば相当良いできにまとまっているということは書いたとおりです。

スタッフの一人にそのシールドを使用させて全顎のスケーリングをしてもらいましたが、実際のところ術後に飛沫は一切付いていませんでした。

一つに、施術したスタッフの姿勢が非常に良く、ワーキングディスタンスが十分大きかったということもあるでしょうが、さらに大きな要因は、口腔外バキュームを全ての治療台に設置した上で適切に使用しているということだと思います。

口から遠く離した状態でなんとなく使用しても意味がありません。

また、口腔から出たばかりの細かい水滴は上に飛散するはずなのに、顎の下方に設置しても効果は半減します。

できるだけ近い位置で、口腔外バキュームの “ 口 ” の角度をも考慮する。



【 十分なワーキングディスタンス確保と飛沫の方向を考えながら口腔外バキュームを使用すること 】

 

フェイスシールドを選択すること以上に大事なことでしょう。