きちんとした歯根端切除手術を行うためには、まずこの本の熟読を
Posted by Suetake 2017年4月17日
完全オフだった昨日は、調子が悪くなった口腔内写真撮影用カメラのボディ交換と内部調整を行い、それ以外の時間を使って右写真の本を全部熟読しました。
いい本がたくさんありましたが、特に秀逸だったのは、石井宏先生が書かれた
外科的歯内療法 ( 医歯薬出版 )
ですね。
有名商業誌で特集が組まれるなど、歯科のトレンドと言える治療の一つですが、細かいことについて、日本で使える器材を使用して詳しく説明してある本はありませんでした( 海外でしか手に入れることができない器具を用いた症例を提示して「どうだ!!」と言われてもしょうがない ) 。
今からトライしようと考えている先生、あるいは自分は十分にできていると思っている先生でも、購入して読む価値のある本であると断言していいでしょう。
因みに下のレントゲン写真は私の治療例ですが、石井先生の本にある Success Criteria によれば、
左が Complete healing
右は Incomplete healing(術後7ヶ月経過)で、少なくとも4年間は経過観察
ということになります。
*因みに下の画像は右上症例の術前CT像です。
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