Leader & Innovation 賢者の選択
私が最も尊敬する実業家の一人が北尾吉孝氏です。
1951年1月21日生まれの60歳。
現在SBIホールディングスのCEOです。
「北尾吉孝」と聞いてピンとこられたかたは、ビジネス書を結構読まれているか、経済に詳しいのかもしれません。「そんな名前聞いたことないよ」という人も、2005年のライブドアによるニッポン放送買収問題でフジテレビの「ホワイトナイト」となったことで注目を浴びた写真の人物に心当たりがあるのではないでしょうか？
北尾氏は、慶応大学卒業後、野村證券に入社。どんどん結果を残しながら頭角を現し、若くして「将来の野村證券の社長」を約束された人物でした。
“ 証券界のガリバー ”野村證券の社長の椅子まで一直線に伸びるレールから、北尾氏を引っこ抜いたのが、皆さんご存じのソフトバンクの孫正義さんです。北尾氏の実力、能力、人物を認め、三顧の礼をもって招いたそうです。
ソフトバンクによるYAHOOやアリババの買収は北尾氏抜きには語ることはできず、つまり今のソフトバンクの礎を築いたのは、もちろん孫正義氏であり、その片腕であった北尾氏であると言えます。
その2人も10年前に北尾氏がソフトバンクインベストメントを設立したことで、上司・部下の関係を解消し、その後資本関係もゼロになっています。
たったの10年でインターネットをベースとした金融コングロマリットを完成させたことは驚嘆に値しますが、それに甘んじることなく、現在「世界のSBIホールディングス」へと次の飛躍へ向けて再離陸している最中のようです。
先日、「Leader & Innovation 賢者の選択」という番組のゲストに北尾氏が呼ばれ、1時間にわたり濃厚なトークが繰り広げられました。
SBIのホームページは毎日チェックし、北尾氏が話している動画は毎回保存をしているくらい尊敬をしていますが、今回の番組は1時間足らずでたいへんコンパクトにまとまっており、「リーダーたるものどうあるべきか」ということを独特の口調で自信たっぷりに語られています。
http://kenja.jp/company/mov.php?tarC=kenja&tar=325
リーダー論以外にも、下手な経済番組を１時間見るより、日経新聞をただ眺めるより遙かに世界的な経済の流れを勉強できます。有言実行の「北尾吉孝ワールド」を是非堪能してみてください。
日本の総理大臣に北尾氏が就任すれば、日本全体が劇的に好転するだろうな－と考えているアラフィフ歯科医を応援していただけるかた、右下の【歯科医】ボタンをプチッとクリックお願いします。
