歯科医師実力テスト
Posted by Suetake 2012年9月5日
先日高校生の実力日本一を決めるクイズ番組があり、東京大学合格者が毎年200名以上という東京の
私立 開成高校
が3連覇を達成しました。野田総理の母校、船橋高校の予想以上の健闘もありましたが、
余裕をもった日本一達成
であったような気がします。
話を歯科に移します。
仮に
歯科医師実力日本一決定戦
なるものがあるとしましょう。
その競争のために、ある治療の概念・各論に対する理解、またそれを応用して臨床結果を残し患者さんの評価を得るということに対してそれぞれ配点がされているとします。
歯科治療は多岐にわたりますので、細々としたことをどのように配分するか難しいと思いますが、私が問題を作成、評価する委員であるならば、
頭蓋・顎顔面・口腔咽頭治療
に関するものを
30%以上
占めるようにします。
自分が力を入れて取り組んでいるからということではなく、歯科で最も大事であると言われる
咬合(かみ合わせ)
よりも、はるかに上位の問題であると考えられる
呼吸
を、さらに
脳のクーリング
について本当の意味で改善できる、現在唯一の治療法だからです。
つまり、今実力があると言われ商業雑誌の誌面を賑わせている先生方も、この学問に対する取り組みがゼロであれば、最初から実力は
100点満点中70点以下
であるということになり、実際に私はそのような評価をしています。
歯科医師と名乗るからには、一度本気でこの分野を学んでみてください。やろうとしていることのあまりの深さに、そしてそのスケールの大きさにびっくりされることでしょう。
今週末は長崎バイオブロックベーシックセミナーの4回目です。この深い部分を理解してもらうためにあと数日スライド作りに励みます。
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