「下顎大臼歯に対する・・」は新鮮
Posted by Suetake 2015年10月1日
今月号の ザ・クインテッセンスで
下顎大臼歯に対する外科的根管治療
の特集が組まれていました。
上顎大臼歯については、MB2など根管を見つけることが難しかったり、処置に苦慮することがある（きちんとした知識と方法を知ればそれほどでもないのですが・・）などから、学会の発表や雑誌でしばしば見かけるのですが、下顎の場合はあまりないですね。
そういう意味で、新鮮な感じがしました。
執筆されたのは、私も教えていただいたことがある
井澤常泰先生
さすが井澤先生、経験がない、あるいは経験が少ない先生向けに、ポイントをたいへん丁寧に解説されていました。
コーンビームCTの導入率が飛躍的に挙がり、5倍以上の拡大鏡や歯科用マイクロスコープを設置する歯科医院が増える中、外科的根管治療は未だに躊躇する先生がたが多いと聞きます。
システマティックに教えていただけるセミナーがほとんどないので、致し方ない感もありますが、再歯内治療に固執することなく、是非この特集論文を熟読して成功率の高い外科的根管治療を行っていただきたいと思っています。
手術中を通して、切断面の確認以外は、やはり5倍の拡大鏡の方が歯科用マイクロスコープよりも向いていると思うアラフィフ歯科医を応援していただける方、右下の【歯科医】ボタンをプチッとクリックお願いします。
