患者中心の最新インプラント治療
Posted by Suetake 2011年8月20日
明日は「患者中心の最新インプラント治療」と題して講演会(CTシンポジウム)が行われます。
インプラント治療は、
外科主導(補綴形態はどうでも良いから、骨がたくさんあるところにインプラントを入れて義歯よりもかめるようにしよう)
から
補綴主導(GBRでもなんでもやってとにかく元あった歯の位置にインプラントを埋入し、きれいなインプラント補綴をしていこう)
へ、さらに現在
患者中心主義
へと移行しています。
患者中心主義とは、
・より痛みが少なく
・よりシンプルに
・より短期間に
・予知性のあるインプラント補綴を行う
というもの。
未だに生体不活性のチタンインプラントに固執して、時代錯誤の補綴主導インプラントを行っている歯科医が多いことは憂うべきことですが、今回のシンポジウムがすでに定員オーバーの受講申し込みがあったということにはホッとします。
さらに、ほとんどのチタンインプラントメーカーがシェアを落としている中、カルシテックインプラントがシェアを伸ばしているということを聞くにつけ、質の高いHAインプラントの優位性が日本では十分に浸透している、また、たくさんの歯科医がチタンインプラントの限界を感じているのだと想像できます。
今回の5人の講師は、使用しているCTは同じファインキューブ(ヨシダ製)ですが、埋入しているインプラントはHAインプラントばかりではありませんので、受講された先生がたが話を聞かれ、比較され、タイトルの「患者中心主義」に合致しているのはどのインプラントか、またどのような考えで、どのテクニックを応用したら良いのかご自分で判断していただければと思っています。
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