「おかげさまでよい歯のコンクールに選ばれました」
と思っていても、つい忘れてしまいがちです(年ですな~~)。
数日前、矯正治療の6か月定期検診で遠方(矯正の患者さんの通院時間としては普通)の患者さんが来院されました。
6か月を過ぎて来院してしまったことを謝られた後、
「末竹歯科での矯正治療のおかげで良い歯のコンクールに選んでいただきました。」
と、その患者のお母さんが喜んで報告してくださいました。
私たち末竹歯科医院スタッフが行ったことに対して、
「喜んでいただいた」
ことは、歯科医冥利に尽きますが、私がもっとうれしかったのは、その男の子が動的治療(積極的にに歯を動かす治療・期間)が終わったときよりも、
いい顔
もっと言えば
イカした顔のお兄ちゃん
になっていたことです。
このような患者さん、親御さんたちが多くの患者さんを当院に紹介してくださっていますので、
矯正専門の歯科医院
ではないにもかかわらず、毎週コンスタントにバイオブロック、RAMPAによる矯正治療を求めての新患が来院されます。
今の悩みは矯正治療の患者さんが多くなりすぎて、一般の診療を圧迫し始めているところです。
何度もブログに書いていますが、ただの
歯並べ(言葉が悪くて申し訳ありません)
では、未来ある子供たちの健康を促進する治療はできませんし、ジリ貧の歯科界の特効薬にもなり得ません。
生命科学に関わる
『気道』『呼吸』
や、
『健康的で知的なかわいい顔』
にフォーカスした、
“ 顎顔面口腔咽頭矯正治療 ”
が現在考えられる、唯一
歯科の枠組みを広げることができる治療
なのです。
我々現役の歯科医は、自己の保身や選挙のことしか考える能力がない今の政治家と一緒ではなりません。
未来の歯科医、若い歯科医たちのためにも、より正しい道筋を示しておくのも先輩である自分たちの役割だと思っています。
以前披露した、武者小路実篤の文章を載せ今日のブログを閉めます。
『我らは過去の人間から受け取ったものに、
我らの精神と労働を加味して、
未来の人間に渡すものである。
できるだけよくして渡したい。』
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