患者説明 CT > デンタル10枚法+歯周組織検査+口腔内写真
Posted by Suetake 2013年6月19日
インプラントの抜歯即時埋入の奥の深さは埋入深度の設定にあります。
この成功率を上げるには、さまざまなケースで経験を積むこと以外に、やはり
術中のCT画像
がなければ、ピンポイントの深さに位置させることは至難の業であることはブログで何度か書きました。
昨日は下顎前歯部に2本、上顎前歯部に1本、別々の患者さんに抜歯即時インプラント埋入手術を行いましたが、狙った場所に、角度に、そして肝(きも)である
設定した深さ
に埋入することができたと思います。
今日は、そのようなインプラント治療、他矯正治療、歯内治療以外に
歯周治療においてもすばらしい活躍をしているCT画像を載せます。
つい数年前まで、
「歯周炎を把握するのは、精度の高い10枚法(14枚法)デンタルX線写真とプロービングだ~~」
と思っていたのですが、どんなにきれいな2次元的なレントゲンを撮ってみても、またそれに完璧なウォーキングプロ-ビングを併用しても、頭の中で上図のようなクリアーなイメージ像を作り出すことは不可能でしょう。
そのような術者が頑張って説明したところで、患者さんに伝わる情報はそれ以下であることは間違いありません。
上ような3D画像を用いて、
・どのような問題があり(骨欠損状態など)
・どの歯がホープレスなのか
またそれを踏まえて
・どのような治療が必要なのか
を説明するとよくわかっていただけます(人間が得られる情報の80%は視覚からと言われていますので、当然と言えば当然です)。
末竹歯科医院におけるCTの使用頻度、日に日に高まっています。
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